ねぇ！モンタ聞いた？ついにアレクサに生成AIが搭載されるんだってね！
うんうん、プレスリリース見たよ。
日本での導入はまだ先になるけど、今からもう楽しみだよね。
2025年2月26日、Alexaが生成AIを搭載してAlexa+にバージョンアップされることがAmazonから発表されました。現時点ではアメリカで英語版のみがリリースされている状態であり、日本語版はまだ先となりますが、本記事では今のAlexaと何が変わるのかについて、現時点でわかっている範囲で紹介します。
Amazonが紹介しているAlexa＋の機能から抜粋（50 Alexa+ features to try out）
より自然な会話が楽しめる
大規模言語モデル（LLM）が搭載され、Alexaとより自然な会話が楽しめるようになります。
現在のAlexaは、ユーザの呼びかけに含まれるキーワードに応じて、どんな返答をするか予め設定されており、決められたフレーズでしか応対できませんでした。皆さんもAlexaに「すみません、お役に立てません。」とか言われたことありませんか？（笑）
Alexa+ではLLMを搭載したことで言葉の意味を解釈できるようになったので、フレーズに縛られず自由な会話ができます。また、会話した内容を記憶しており、それを踏まえた会話のキャッチボールが可能になっています。
また、デバイスの名前を正確に呼べなくても、柔軟に解釈してくれるようになるため、音声操作がよりストレスフリーになります。
「それ」とか「さっきの」などの指示語も解釈できるようになったみたい。
より自由で直感的な使い方ができるようになりそうだね！
デモンストレーションでは、Alexaがレストランの予約やタクシーの手配をしていたね。前の会話からレストランが目的地であることを汲み取ってタクシーを手配していたのには驚いたよ。
スマートホームの一括管理・設定自動化
複数のスマート家電をまとめて制御できるようになり、これまで手動でしていたルーティンの設定をAlexaが自動で行ってくれます。
現在のアレクサは言われたタスクを１つずつしか実行できません。例えば、テレビと電気をまとめてつけたり、チャンネルを指定してテレビをつけるようなことは不可能でした。
Alexa＋では、生成AIの搭載によりその点が改善されるうえ、「朝、なかなか起きられない。」などのような悩みを伝えるとAlexaの方から設定内容を提案してくれるようになります。
Alexaに悩みや要望を伝えれば、複数のスマート家電をいい感じ操作してくれたり、おすすめの設定を提案してくれるみたい。初心者でもスマートホームが簡単に実現できるようになるね。
文書・画像・映像の要約および抽出
文章ファイルやカメラ映像を読み込ませると、内容を要約したり検索したりできるようになります。
これまで、Alexaはechoデバイスとスマホでのみ使用可能でしたが、Alexa+ではPCからも利用できるようになります。そのため、PCのファイルをAlexa＋に読み込ませて、内容を要約したり、読み上げてもらうなんて使い方もできるようになります。
また、要約や検索といった機能は動画ファイルにも対応しており、監視カメラに怪しい人影が映り込んだ箇所だけを抽出したり、長時間の録画内容をかいつまんで説明したりしてくれるようですよ。
動画ファイルの要約や検索が行えるのは、特定のビデオカメラで撮影されて画像解析が済んでいる動画に限られるみたい。デモではRingビデオカメラを使用していたよ。
エンターテインメント機能の強化
Prime Video、Fire TV、Amazon Musicなどの既存のアプリケーションとの連携が強化され、検索や再生がより簡単になります。
例えば、出演している俳優の名前から動画を検索したり、アニメのタイトルから楽曲を検索できるようになります。このように関連する情報から作品を検索できるので、大量のコンテンツがあってもサクっと見つけられますね。
Alexaに楽曲名を伝えても、うまく聞き取ってくれないことがあったりするけど、
検索機能の強化でだいぶ使いやすくなるね。
気になる使用料金は…？
Alexa＋の使用料は月額19.99ドル（約3000円）ですが、Amazon Prime会員ならこれまで通り無料で使用できます。
これだけのアップグレードを実質無料でしてくれるのはうれしいですね。
Prime Videoが改悪されると巷で騒がれていますが、代わりにAlexa＋が使えるようになるなら目を瞑ってやるか、という気持ちにさせられます。
でもさ、そもそもAmazon Prime会員費は月額600円なのに、
Alexa＋の使用料3000円は価格設定がおかしくない！？？
これはアメリカでの価格であることに注意が必要だよ。実は、アメリカのAmazon Prime会員費は2025年に入って月額20.99ドルになったんだ。だからAlexa＋の使用料の方が少し安いってわけ。多分、日本でも同じような価格差になると思うよ。
まとめ
現時点で判明しているAlexa＋の新機能、および使用料についてまとめました。
ChatGPTをはじめとする生成AIやLLMが誕生してからそんなに時間は経っていませんが、
今や車、家電にも搭載され、目覚ましい速さで生活に浸透してきています。
生成AIは、うまく使いこなせるようになれば生産性が一気に上がるアイテムです。
Alexa＋を上手に活用して、暮らしをより豊かなものにしていきたいですね！
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